どうもこんにちは。"Gakkika-House"管理人の佐藤です。今回は、私がこの仕事を始める原点になった話、「音楽家が東京で住む場所がない問題」について書きます。私は名古屋出身で、ドラムのスタジオミュージシャンを志して上京しました。夢と機材を抱えて東京に出てきた人なら、これから書くことに心当たりがあるはずです。

三重苦その1:練習場所がない

上京してまず突き当たるのがこれです。東京は音楽の仕事もライブハウスもスタジオも揃っている街なのに、「自分が毎日練習できる場所」だけがない。普通の賃貸では楽器は弾けません。歌の発声練習すら気を使うのに、ドラムなんて論外です。私も賃貸を探しましたが、ドラムが叩ける物件はそもそも数が少なく、家賃もとても高く、自分の選択肢にはありませんでした。腕を磨くために上京したのに、肝心の練習環境が手に入らない。これは本当に苦しい矛盾です。

三重苦その2:スタジオ代が生活に重くのしかかる

「じゃあ貸しスタジオに通えばいい」となるわけですが、スタジオは1時間1,000〜3,000円かかります。1日しっかり練習すれば1万円コース。毎日通ったら家賃より高くつきます。だから多くの人は週に数回、1〜2時間だけ予約して、機材を担いで移動時間をかけてスタジオに行く。セッティングと片付けで実質の練習時間はさらに削られます。私もドラマーだったのでよく分かるのですが、思い立った瞬間に楽器に触れられないというのは、上達の面でもモチベーションの面でもじわじわ効いてきます。練習量で勝負したい時期に、練習時間がお金で制限される。プロを目指す人間にとって、これがどれだけハンデになるかは経験者ほど分かると思います。

三重苦その3:夜しか時間がないのに、夜は音が出せない

そして一番きついのがこれです。駆け出しのミュージシャンの多くは、昼間はバイトや仕事をしています。練習できるのは夜。でも世の中のルールは逆で、夜こそ一番音を出してはいけない時間です。仮に楽器可の物件に住めても、音出しは夕方までという制限があれば、実質ほとんど弾けません。時間がある時間帯と、音を出せる時間帯が、永遠にすれ違う。この三重苦の中で、練習場所を理由に音楽を諦めていく人を、私は何人も見てきました。才能や努力の問題ではなく、環境の問題で夢を降りるのは、本当にもったいないことだと思います。

「ないなら作る」で生まれたのがGakkika-Houseです

私の出した答えは、家賃が安いエリアで広い一軒家を借りて、ミュージシャン仲間とシェアして、自分で防音室を作ることでした。その経験をもとに、2018年に川崎市で梶ヶ谷ハウスを着工。今では川崎市内に3軒の防音特化型シェアハウス"Gakkika-House"を運営しています。9〜21時は音出し自由で、夜間は入居者同士の話し合いで個別ルールを決めています(配信は24時間OK、サックスは共有スタジオで0時までOKといった例も)。3軒すべてに共有スタジオがあり、レコーディングもできる環境が無料で使い放題。渋谷まで電車20分、新宿まで20〜22分と、都心での活動にも十分通える立地です。家賃は4〜7万円台、礼金ゼロ、初期費用は敷金1ヶ月と日割り家賃のみ。あの頃の私と同じ三重苦の中にいる方は、ぜひ一度公式LINEからご相談ください。

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